️ まずはこの山から ~ 高尾山
2001/1/14

年明けから東京勤務。約6年ぶりのことだけど、今度は家族を奈良に残して単身赴任、一人暮らしは、本当に久しぶりだなあ。

週末の過ごし方は決めている。帰省に音楽に山登り、これはワクワクするところもある。週末にひとりの自由な時間があるなんて、こんなに贅沢なことはない。オペラもコンサートも行きたいものはいっぱいあるし、山登りだって大阪とは比べものがないほど多彩で魅力的。

そんなわけで、まずは手始め、京王線の終点、高尾山へ。笹塚から高尾山口まで350円とは驚くほど安い。1時間ぐらいかかるのに…。

道具は引越のときに全部運んだものの、しばらく山登りから遠ざかっていたので、まともに使えるかどうか。まあ、足慣らしの高尾山なので何の心配もないが。

高尾山付近の地形図

年始早々、東京にも雪が積もり、それから間もないので、低山とは言え日陰には雪が残っている。ケーブルの駅から、南側の尾根沿いの登山道を辿る。厚手のキルティングのコートなんて着てくるんじゃなかった。朝の寒さについ厚着、このあたり、山登りの感覚も忘れている。

ケーブルカー、登山リフトまであるから、さすがに頂上は人であふれている。踏みしめられた雪は氷になって、滑りやすいこと。見事に尻餅、平らな場所だったので衝撃は相当なもの、思わず突いた左手首がしばらく痛かった。頂上の薬王院にお参りしたあと、登山リフト駅を経由して周遊コース。

駅前で蕎麦を食べる。やたらと蕎麦屋が目につくから、どうもここらの名物のよう。但し味の方は、関西人にとっては美味いものではない。駅の近くには高尾自然科学博物館があり、覗いてみた。展示を見ると、東京に近い山なのに、いろいろな動物がいるものだ。考えてみれば秩父の山まで連なっているのだから不思議ではないが…

さあ、次はどこに行こうか。大学時代の仲間を誘ってみようかな。

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