️赤城山 ~ 関東平野をほぼ一周
2001/6/10

梅雨時の山登りは出たとこ勝負、ましてや前夜からレンタカーを借りてとなると、まさに"運を天に"状態。それでも一応週半ばから週間予報を見ながら予約を入れるのだが。

今回は関越道方面、天候が悪くても歩く時間が短くて済みそうな赤城山へ。前橋からは一般道の長く緩やかな登りが続く。本当に裾野の大きな山だ。今にも降り出しそうな天気のなか、山上に出たら霧も晴れて青空ものぞく。麓だけが梅雨空ということのよう。道の脇にはツツジの群落、ここだと見頃はこの時期か。大沼の周りをぐるっと回って赤城山の最高峰、黒檜山の登山口に車を止める。

まだ朝の空気が残っているなか、急な登山道を一気呵成に登れば、1時間ほどで山頂に達する。休日、まだ寝ていてもおかしくない時刻だ。山頂からの眺望はないが、少し北に歩くとビューポイントなる場所があり、そこは樹林がとぎれて大沼や地蔵岳が見晴らせる。前橋で買ったコンビニ弁当をゆっくりと食べる。

もと来た道を引き返し、車に戻ってもまだ午前中。大沼湖畔の赤城神社にお参りして、帰りは忠治温泉方面に下る。この道は、登りと打ってかわって、狭く、カーブの連続、歩くのは嫌だが車なら林道大好き人間の私、これはスリリングで楽しい。

忠治温泉は昔の旅籠風の外観で人目を引くが、入ってみると温泉は大したことがない。お値段が500円ということだし、まあこんなものかな。

お風呂に入ってさっぱりして、時間もたっぷり。ついでに、ちょっと回り道して筑波山も登ってみようなんて考えた。昭文社の赤城山の登山地図の裏面には筑波山が載っているというのが単純な理由だ。群馬・栃木・茨城3県を横断する国道50号線は、広くて混まないという土地勘もあるし。

とは言っても、筑波山のケーブル下の駐車場にたどり着いたときには、行程最後の都心の渋滞を考えると山頂往復はちょっと微妙な時間に。しばし考慮の上、次回ということにして、常磐道で帰京。結局関東平野の縁を車で一周となった。

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