️蓼科山 ～ お盆休みの日帰り強行軍
2001/8/12

お盆休みの時期に車で出かけるというのは無謀かも知れないとは思いつつ、さらに無謀に、レンタカーを借りて日帰りというのだから…

もちろん、出発は夜も明けやらぬ早朝、前夜に借りて社宅の駐車場に止めたレンタカーでスタート。本当に雨男なので、八王子あたりからしっかりと降り出した。あーあ、という感じだが引き返すわけでもなく、最悪は信州の温泉に浸かって帰ればいいやと気楽なものだ。

茅野あたりでは雨もあがって大門街道を登る。まあ、何とかなりそうだ。有料の夢ノ平林道に入って一番山頂に近い七合目登山口から登るつもりが、道を間違って小諸方面に下ってしまい、30分あまりのタイムロス。

林の中のガレのような登山道を登る。百名山はどこも登山者が多く、道は広がる一方で、そこに流れる水で傷みも進む。稜線の蓼科山荘に出ると、そこからは高山の雰囲気で植生も変わる。岩の多い道を辿れば頂上直下の蓼科山頂ヒュッテ、やや先が山頂で、火山らしくゴロゴロの岩だらけ。ガスに巻かれて眺めはゼロ。さりとて道に迷うほどのこともない。早朝からの長距離ドライブと一気の山登りで、ちょっと疲れ気味の顔だなあ。

埼玉にいた頃、家族と白樺湖に来たことがある。そんなことを思い出しながら、遊園地を横目に帰路は北側に車を走らせる。中込を経て国道254号で下仁田に抜ける。そこからは毎度の関越道の渋滞次第の脇道併用コース。何とかレンタカーの返却時間に間に合ったという具合。