️八溝山・袋田の滝・筑波山 ~ 変な山登り(ドライブ?)
2001/8/18

週末にレンタカーを借りて山に行くというパターンがお気に入りになった。機動性があるし、交通機関の時刻を気にする必要もない。ただ、問題は天候。週末の天気予報を見ながらということに…

那須岳を目指して4:30に幡ヶ谷を出発、ところが東北道を走っているうちに雨模様となる。樹木の少ない那須の稜線では楽しくもなかろうと、西那須野インターで降り、反対方向の八溝山へのドライブ登山に変更。融通無碍と言うか、行き当たりばったりと言うか、これも単独行のメリットかな。

八溝山は頂上まで車が入る。これが茨城・栃木・福島の県境なのに、標高は1000m少し。西那須野インターから大田原市を経て、途中、芭蕉の足跡のある雲厳寺などを観て、山に分け入る。細い、整備されていると言えない林道のドライブは、なかなかスリリングだ。今回のレンタカーはカーナビ付なので、それも面白い。雨は本降りにはならないが、さりとて晴れるでもなし。頂上直下に車を止めて、お弁当。湧水群で有名な八溝山なので、帰りには空のペットボトルにいっぱい汲んで、茨城県側、大子町に下る。

これじゃ物足りない、帰りに筑波山に登って帰ろうという気になる。その前に、大子町に来たついで、袋田の滝を見ていこう。NHKの朝の番組でもよく映るし、実物を見るのも一興だ。しかし、ここは典型的な観光地、あまり山登りの人間が行くところではなさそうだ。

久慈川沿いに下り、途中から笠間市方面に逸れ、八郷町へ、丘陵地帯の県道は車も少なくスイスイと筑波山の麓に。カーナビの威力と言いたいところだが、けものみちマニアの私としては、カーナビがなくとも同じコースを採ったはず。

時間の問題もあるし、筑波山はケーブル登山という軟弱路線となる。ところが、上に着いたらかなりの雨。まあ、せっかく来たんだから、最高峰に登ってということで、両ピークを往復。そのうち雨もおさまってきたので、下りは歩きと言うか、麓まで駆け下りた。犬連れの若い外国人と、まるで競争するように…。

一日何キロ走ったのか、オペラのCDを3曲ほど聴けたから、8時間はかたい。たまには、こんな変な山登りもあるということで。

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