谷川岳ならぬ世田谷に
2002/8/4

週末にふらっと、まだ登ったことのない谷川岳に行こうと思っていたら、土曜のつもりが日曜に延び、今朝は早起きしたものの天気はいまいちで、晴れ男S君と一緒じゃないと雷雨にやられそうな気もして、結局見送りにした。

今回はレンタカーを借りておらず、電車で行くというのも億劫になった要因だ。新宿からでも、池袋・赤羽・大宮・水上と何回も乗換があって3時間はかかるし、土合の地下ホームから500段近い階段を上るのも今ひとつ、行く前から気持ちが萎えてしまった。

やっぱり、あそこは車で行く山だなあ。去年の夏、苗場のロックコンサートに来た長男を迎えに行ったときは、越後湯沢から幡ヶ谷まで車で2時間ぐらいだったように思う。

代わりに出かけたのは世田谷美術館。

会社に置いてあったミニコミ誌「築地物語」に載っていた「ミロ展」のプレゼント応募に同じ職場の後輩と二人で葉書を書いたら二人とも当選、10名様という中で、2名分をゲットするとは何という強運。もっとも、実際のあたり本数は10名以上だろうけど。応募葉書には書き方のノウハウがあり、コンサートや展覧会関係だとイチローの打率よりはるかに高い確率で当たっている。

話が飛んでしまったが、世田谷美術館は砧公園の中にあって、交通はかなり不便だ。それだから、あまり混まないとも言える。

ミロ展のTシャツ

私のところからだと、小田急代々木上原から祖師ヶ谷大蔵まで行き、そこからバスもあるのけど徒歩、谷川岳の代わりのウォーキング、帰りは千歳船橋まで、これまた徒歩(でっか字マップ東京23区片手で裏道)。さすがに真夏の片道30分のウォーキングは汗だくになる。

車で側を通ったことはある砧公園、木と草原しかないところがいい。美術館のロケーションとしても好適。もっとも、清掃工場と世田谷市場が隣接しているが。
 折角なので暑中見舞をもらった人への葉書と、ド派手なミロTシャツ、世田谷美術館オリジナルの稲垣知雄デザインの猫時計を気に入って買ったので、入場料を遙かに超える出費となる。

リュックサックを担いで美術館の前に到着したとき、声をかけて来る人が。振り向くと、会社の他部署の先輩Yさん、奥様と散歩の様子。
「あれっ、展覧会、ご覧になるんですか」
「割引券はもらってるんだけどね」
「それでしたら、私は招待券2枚ありますから、1枚どうぞ。お二人で半額になりますよ」

チケット売り場で綺麗なおねえさんがいたら、余分の1枚をあげちゃおうと思っていたんだけど、悪いことはできないもの…

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