ボーナス日に1000円床屋! ~ 賀茂鶴事件
2002/12/10

ちょうど一年前ぐらいから行きだした1000円床屋のQB House、ボーナス日に行くとは単身赴任サラリーマンの家計のリストラ。これは涙ぐましい。ところが、カミサンに言わせると「遊んでばかりいるから、散髪代までケチって!」となる。

QB Houseは、会社の近く、銀座二丁目に店があることを、ホームページで見つけて以来、通っている。これなら利用している新富町の駅からも近い。このボーナス日、私の前に座っていたお客さんは、なあんだ、隣の部署のIさんではないか。こちらも小遣い情勢の厳しいおとうちゃんと見える。床屋なのに、最近は女性客が増えている。この日も、私がいる間に女性客が3人も。しかも普通のOL風なので、驚き。

ここでは、1000円のチケットを自販機で買って、座ると10分で調髪が完了。カットの技量は悪くない。髭剃りと洗髪はなしだが、そんなのウチでできること。バキュームで髪の切りくずを吸い込んで終わりなので、やっぱり会社帰りに行って、帰宅後すぐ風呂にはいるのが正解。

一般の床屋が3800円として、2800円のお得。散髪代は、ほとんど基礎的支出費目だから、この2800円は大きいな。となると、その浮いた2800円は、新国立劇場のE席2835円に化けるかな。もう一回オペラを見に行ける。こういう調子だから、先のカミサンの弁となる訳だ。

まあ、それはそれとして、浮いたお金で、帰りにお酒買ってかえろーっということに。

これは、最初にQB Houseに行った一年前の雨の日のこと。まずスーパーで食料品、次に酒のディスカウントストアで一升瓶とワイン二本で3000円ちょっと。日本酒はお気に入りの広島の酒、賀茂鶴。また浮いたお金とバランスしてしまったなあ。傘さして、重い袋を両手に、帰り着いた単身社宅、鍵を開けようと、袋を廊下に置いたところ…
 ポテンと袋が倒れて、「あっ、あ、あーー、か、か、かもつるーーーーう」、以来、日本酒は紙パック以外買わなくなった私。

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