駄洒落も国際化の時代!?
2002/12/11

大学時代のクラブの同期が21人いる。うち4人が女性、あとは立派な(?)中年オヤジ。考えてみると、卒業以来ずっとドメスティックな勤務という人間のほうが少数になった。なぜか私の卒業校では「体育会」と言わずに「運動会」と言うのだが、一応そっち系のクラブ出身なので、海外勤務も体力を買われたのかな。

理系でメーカー勤務の人だと、出張で出かけることも多いようだ。一緒に雲取山に登ったK君、先日もサンフランシスコに会議でとんぼ返りの出張だったとか。彼からのメールによれば、天気は荒れ模様だったようで、「会議中、雷鳴がとどろきました。『雨降って地固まる』の類のことわざはなんていいましたっけ?」とありました。何でも、契約をまとめるための会議だったようです。

さっそく、Microsoft Office 2000のオマケについているMicrosoft Bookshelf Basicで調べて見た。これはインストールし忘れている人が多いのだが、小学館の「プログレッシブ和英中辞典」が収録されていて、とても便利だ。国語・英和・和英があり、その間のジャンプもできるため、最近は辞書を引くよりも、こっちのほうをよく使う。WEB上でも同様のサービスはありますが、何と言っても、アクセススピードが命。私は仮想CDソフトの「携速」を使って本体ハードディスクに入れて使っている。

話は戻って、件のことわざは…
 《諺》After a storm comes a calm.
 こんな感じかあ。うーん、確かにmで韻を踏んでいる。

これで、思い出したのは、昨年の春にセントルイスに赴任したS君のこと。彼が現地に着任早々に、雨ならぬヒョウが降って、いきなり車がボコボコになり修理する羽目になったらしい。竜巻などもあるし、アメリカ中部の気候は結構激しいなあ。
 そのとき、彼へのメールで、「こんなふうなジョークを使ってみたらどう?」と言ったのが、

He was hailed by heavy hail!
  * hail 《名詞》 ヒョウ(雹)《動詞》 ~にあいさつする、~を歓迎する
 二つの意味がある単語を使って、頭韻まで踏んでいるぞと、一人で悦に入っていたら、翌日、
「今日、コーヒーサーバーの前で、たまたまhailの話になったので、I was hailed by heavy hail. とやってみたら大うけでした。通じたよ!ありがとう」

やったあ。ついに私のジョークも国際舞台に進出だあ。こんどはイタリア語のジョークも考えてみよう。

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