My Funny Valentine ? ~ おおっ、チョコ郵便
2003/2/17

2月14日の金曜日、休暇を取って、いつもより一日長い週末の帰省をした。
「バレンタインにお休みしたら、チョコを渡すつもりの女の子、困らない?」と、カミサン。
「アホかいな。こんなオヤジ、モテる訳ないだろが」
 すると、カミサンからのセーターのプレゼント。
「ううっ、やっぱり愛してたのね」
「…」

オヤジがいない間に、何と、わが家に闖入者、「みいちゃん」なるどこかの猫が…
 昼間のお散歩のついでに、いつもわが家に上がり込んで、くつろいでいるとか。マンションの1階で庭付き、それで毎日おじゃましているらしい。最初は警戒していたらしいが、今じゃすっかりリラックスの様子。見るとなかなかの毛並み、由緒正しき猫のもよう。
 「みいちゃん」はうちで勝手に付けた名前だが、動物好きの母子に可愛がられて居心地がいいらしい。「とら」とか、「くろちゃん」とか、他の猫も来るようだが、「みいちゃん」は気が強く、ネコパンチで寄せ付けないとか。

普段いないと、猫ばかりか、家の様子も変わる。子供も大きくなる。週末に、ピンポーンとドアチャイムが鳴ると、小学生のバレンタイン攻勢だ。今どきの女の子は積極的。次男は四年生、いただくと早速食べちゃうところは、まだまだ子供。長男はオバサンに人気なのだが、同世代にはどうなんだろう。高校生だから正直よくわからない。

そして日曜日の夜、単身社宅に戻ると、郵便受けに大きめの封筒。あっ、見覚えのある字だ。ひょっとして、これは…
 岩井理花さんからだ。スターにプレゼントを渡すファンは多いけど、歌姫からバレンタイン・チョコをちょうだいするとは!

食べるのが惜しいので(甘いものが好きじゃないこともあるが)、まだ部屋に飾っている私。同封されていたのは、メッセージカードの他に、チラシが一枚。ふむふむ、5月24日サントリーホールのリサイタル、なるほど、なるほど。これは人情の機微に触れる絶妙のキャンペーン(かな?)。

こんなことをしてもらわなくても、二期会のプリマドンナとしてのデビュー直前から、もう10年来のお知り合いだし、彼女のヴェルディだし、きっと聴きに行きますのに…。律儀な人だ。

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