妙な巡り合わせ ～ ２年後のUSJ
2003/4/26

父親が単身赴任で家にいないということは、子供にも微妙な影響があるようだ。奈良に戻って自宅での生活が3週間、オヤジ自身も着地できた感じがしないけど、小学生の次男は2年間で変わったなあ。人なつっこいところと、距離を置くところが混在、5年生、児童から少年への過渡期だからか。オヤジの不在とは関係ないか…

東京で山登りを再開したこともあり、奈良で息子たちと一緒に山に行けたらいいなあと思っても、長男は高3受験生、最近ちょっと太り気味の次男は運動は苦手とくる。GWスタートの土曜日、近くのハイキングを次男に持ちかけたら案の定、「ええっー」。それじゃ、「USJに行く？」
　それでも、「うーん」と、優柔不断なうちの子。子供といっても一様ではないが、行ったことがない話題のテーマパークにも飛びつく訳ではない。うちでゴロゴロしていてもつまらないと、何度か誘って、やっと出かけることに、既に午後1時。

実は、2年前にUSJがオープンした頃、私は行き損ねている。プレオープンの取引先招待（早い話がゲネプロ）があったらしい。でも、そのときは東京に転勤の直後。今度、大阪勤務に戻ったら、何と、仕事の上でもUSJと関係がある。この二年あまり、私も色々あったけど、USJも…

朝のうちは雨模様の天気だったので、出足が遅いのか。最盛期の人出を知らないので何とも言えないが、GW初日にしては人が少ないような。TDLと比べてもかなりの違い。

でも、アトラクションは断然こちらのほうが面白い。TDLは大人にとっては並ぶ時間だけ長く、今となってみれば登場の頃の新鮮さも失せた印象があるが、こちらのほうは、待つ間からそれなりに楽しめる。とは言っても、もう一度行くかと言えば、5年後なら…という感じ。体験したあと、アメリカのエンターテインメントの浅薄さだけが印象に残ってしまう。息子はそれなりに楽しめたようだが、さりとて大はしゃぎというわけでもなし。

入場前にマクドでお昼を食べたものの、並んでばかりで、いつの間にやら午後9時の閉園近く。結局、ターミネーター2、バックドラフト、ジュラシックパーク、ジョーズ、ETと、アトラクションは5つ。おなかはペコペコ、エントランスの目の前にある「青龍門」で遅い晩ご飯。新宿三丁目の店には何度か行ったことがあるこの店、大阪にも進出しているんだ。お値段も味もまずまずなんだけど、残念なのは1000円クーポンが手元になかったこと。二名以上で使えるので、二人でほどほどに飲み食いするのが、もっともレヴァレッジが大きい。とまあ、いつもの発想。
　青龍門USJ店でも店内エンターテインメントがあって、モノレールにぶら下がった変な自転車に乗ったジョッキーが客席を一周、息子はUSJ以上に呆気にとられていた。