これは過酷 ～ 運動会は疲れるなあ
2003/9/27

長男は私の血を引いているのか、とんでもない雨男、むかし、嵐の林間学舎なんてことがあったなあ。そう言えば、今年の高校の運動会も雨天順延。しかし、次男のほうは、そうでもないようで、晴天の土曜日の運動会となった。

「サッカー部のお父さんたちは、3時から並ぶらしいわ！開門は7時なのに！」
「ぎょえー、何じゃ、そりゃ。席取りでっか。まるで、日本シリーズ並み！」

小学校の運動会が、盆踊りなどと並んで地域最大のイベントということは、昔の田舎ではよくあったことだ。その点、奈良も田舎だなあ。

とか何とか言いながら、私も7時過ぎにはレジャーシートと大きな折りたたみ椅子を運び込む。生徒が増え小学校の校庭が手狭になったので、今年は近くの中学校を借りて開催、親も気合いが入っているのか、出足が早くて既にシートが二重三重になっている。

校舎が使えないから、今年の運動会はグランドで家族でお弁当。個別家庭の事情への配慮など色々と理由があってか、昨年までは生徒は校舎で昼食だった。でも、地べたで皆で食べるから運動会らしいというとこ9時前から午後3時まで青天井だから、もうバテバテ、山登りでもこんなに疲れないのに…。

カミサンは昼過ぎにはギブアップ、何しろ5時からお弁当づくりだったらしい。私も昼からは建物の陰に移動し、子供の出番以外はもっぱら読書三昧、そうでもしなきゃ熱中症になっちゃう。しかし、子供は元気だなあ。

どうも今年は、季節が後ろにずれているような。冷夏かと思えば、お盆を過ぎてからの猛暑、普通なら秋の爽やかな気候のなかのでイベントなんだけど。

この日、東京で開催された大学のクラブの三学年合同同窓会、出席した人からのメールによれば、今年の冷夏を予測できなかったことで、予報官とともに記者会見した話を、先輩のN氏（気象庁）が披露されていたとか。何ごとも当事者は大変だ。