️こどもと二人の週末 ~ 富雄、異変!
2004/11/21

木曜日。

6:15に起きて、まずはテラスで一服。これからの季節、ホタル族にはきびしいものがある。と、いつもと違う、何やらうるさい音が。見上げるとヘリコプターがマンション上空に飛来、そのロータリー音。「朝っぱらから、やかましいなあ。新聞社の取材かな、近鉄電車で事故でもあったのかな」

午前中、携帯にカミサンからメール、「小学校に行って保護者説明会、子供と下校」うんぬん。

金曜日。

カミサンはかねて予定の東京行き。長男の学園祭にあわせて、ともだちと二人、一人暮らしの状況確認をかねて出かけました。「学校まで見送ってから出るので、一斉下校だけど、なるべく早く帰ってくるように」との指示。「了解しました」と、二人分の夕食の惣菜を買って帰宅。

土曜日。

子供は昼から近くの塾に。午後2:00前、車で送る道すがら、片側二車線の富雄川沿いの道路がやけに混んでいる。9月に父親のお葬式をした公益社会館富雄の前あたり、駐車している何台かの車両があるのが原因のもよう。

折しも、本日の告別式が終わったのか、歩道を大勢の人が歩いてくる。母親と小さな子供の姿がほとんど。その流れに棹さすように、大型VTR機材やマイクロフォンを持ったマスコミ関係者のクルーが何組か。そう言えば、会館の前に「遺族の意思により、報道関係者の式場内への立入はご遠慮ください」という趣旨の掲示があった。合掌。

子供を送ったあと、買い物の途中に奈良西警察の前を通ったら、ふだんは車も疎らな駐車場に、テレビ中継用の大型車両、在阪各局が揃い踏みの様相だ。そして、富雄から平群に至る168号線の山手側の抜け道、警察官が二人一組で歩いている。それも、両側を。道路脇の植え込みを丹念にチェックしている様子。携帯電話を探しているのかも知れない。

もう6年生だから、塾が終わったら電車で一人で帰っておいで、ということも夏の間なら平気だが、午後6時、いまの時期だと真っ暗、しかも、普通のときじゃない。オヤジが塾の前に車で待機。そのあと、自宅マンションの管理事務所に用事で立ち寄ったら、「今日は前の公園に子供が一人もおりませんでしたわ。いつも、やかましいぐらい大勢いてますのに」と、管理人さん。

このホームページのタイトル「富雄だより」、地名をとったものだが、私の名前が「富雄」だと誤解されていた方がおられた。それが、とんでもないことで、富雄が、次男が通っている富雄北小学校が、全国に名前を知られることになってしまった。

今年、周りでいろいろなことが起きます。もうすぐ師走、なんとか年内にも楓ちゃん誘拐殺人の犯人が逮捕されるといいのだが。

   ---- (2004/11/23追記) ----

日曜日。

子供はどこにも出かけたくない様子で、終日お家に。夕食の材料を買いに出かけたスーパーでも、おばさまたちの会話のなかにはあちこちで事件のことが。

月曜日。

仕事に出るウィークデーは近隣の変化を感じにくいのだが、日中、学校の送り迎えなど、普通じゃない環境のようだ。当面26日までは保護者同伴とか。児童の全校集会があったようで、一年生が「いつまでも友達」という歌で送ったとか。防犯ベルとステッカーが全校生徒に配られた。これは、どこかからの寄贈のよう。

新聞報道では毎日新しい情報が出ていることから考えると、捜査はその先に進展していると推測する。相当の絞り込みが既になされているのかも知れない。

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