大峰山脈・笠捨山 ~ 麓は桜花爛漫
2005/4/9

しばらくお休みした後、ちょっとした山歩きをすると、かなりきついものがある。歩きは往復で6時間程度なのに、車を置いた出発点に戻ったら、「ああ、しんど」という感じ。下りは膝に堪えるし、つま先は痛くなるし、歳だなあ。そして、一日経った日曜の夜からは、筋肉痛が出てきたぞ。

出かけたのは、大峰山脈の南端に近い笠捨山。国道169号から国道425号に入り、大峰山脈を超える白谷トンネルの手前から登る。この国道425号線、奈良県十津川村~和歌山県龍神村、三重県尾鷲市~奈良県下北山村の区間は走ったことがあり、今回はその間の区間を走ることになる。どんな道か判っているので、覚悟して車を走らせたが、この区間は比較的まともだ。龍神村では"転落注意"という看板がやたらに目についたものだが。

白谷トンネル東側に笠捨山(1352m)への登山口、と言っても登山道ではなく行仙岳(1227m)のてっぺんにあるNTTの無線中継所の巡視路のほうが正確な表現かも。車道の側壁に架けられた金属製の階段が登山口。このあと、稜線すなわち大峰奥駈道に至るまで、多数の階段となる。最短コースに無理無理道を造ったらこうなる。傾斜も相当なものだ。

約1時間で行仙岳、山頂の脇にはNTTのアンテナだけじゃなくNHKの中継所もある。見通しの良い山頂に置くのは判るけど、無粋なことこの上ない。登山者は一人もいない。遠くの雄峰は釈迦ヶ岳のはず。もう、ここからは半袖Tシャツ姿、気温も上がって夏のよう。遅かった桜も今日で一気に満開だろう。
 笠捨山へは南に稜線づたい。近いようでいて、小さなピークをいくつも越えるので体力も消耗する。おまけに展望も得られず、あまり開放感もない。"南無八大童子"と記された石柱が笠捨山の直前のピークに置かれていた。こんなところが信仰の山らしいところか。

名前の由来か、はたまた冗談か、ほんとに頂上三角点の脇にはボロ笠が捨ててあるのには吃驚。誰がこんなことをしたのだろう。鈴なりの各種団体手作りの山名プレートよりも、ずいぶんマシではあるが。

頂上には先客が一人、この日初めて出会う登山者、Tシャツを干して昼寝の様子、のんびりした山だ。「ほんと、人が少ないっすね」と、私より10歳は下の男性。聞けば、私と反対側、十津川側に車を置いて登ってきたとか。国道425号は山越えで繋がっているから、もし知り合いならキーを交換して逆方向に下山、どこかで待ち合わせて車を乗り換えるという方法もあったなあ。それは、同じ山道を引き返す途中で思ったこと。どちらかと言えば単調な道、そんなことが頭に浮かぶ。

ブランクがあると、下りの山道は堪える。足先の痛みが増して、どんどんペースダウン。車に辿り着いたら午後3時を回っていた。予定では昼過ぎには戻っているはずだったのに。いやはや。やっぱり月に一度は出かけないとダメのようで。
 途中、下北山村の池の平公園のグランド脇には見事な桜、そして、さらに下った北山川沿はピンクに染まっている。奈良県の南端、ここまで花見に来る人は稀だろう。桜の下にいるのは、ほとんどが地元の人か。ちょうど満開、いい花見ができた。

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