開港2日目、さっそく神戸へ
2006/2/17

ほんと、新しいもの好きだ。神戸に空港が出来て2日目、もう利用したのだから。

たまたま上京の予定と重なったこともあるが何より安いのが決め手、スカイマークだと開港キャンペーンで神戸・羽田が片道5000円というバーゲンプライス。もっとも、それは買い損ねたので、"正規"割引運賃の10000円だったが、それでも新幹線より安い。

午前の仕事のあと出発なので、大阪市内から三宮向かう。JRの新快速で15分、ポートライナーに乗り換えて16分、思いのほか近い。キタから向かうなら伊丹の空港と大差ない。これじゃ、アクセスの点で関空は太刀打ち出来ないなあ。大阪近郊に3つの空港とは大盤振舞い、いったいこれでやっていけるんだろうか。利用者にとって便利になるのはいいけど、またぞろ赤字垂れ流しという懸念が大いにある。

滑走路は広いがターミナルビルは小さい、ゲートはいちおう6つあるが、端から端まで大した距離でもない。これは地方空港だ。逆に、ポートライナーの駅から搭乗口までの距離が短いし、ゲートまでも近い。それはとてもいいこと。ポートライナーの乗客は大半が新空港の見物客なので、当初の物珍しさが一段落すれば、空いた車両で空港まで運んでもらえそう。

ターミナル内は視覚障害者に配慮したとかというモノトーンのインテリアで落ち着いた感じだ。困ったのは、JALやANAでは当たり前になっている自動チェックイン機が、スカイマークの場合はないこと。昔ながらのカウンター業務で待ち行列ができている。私は時間の余裕があったので問題なかったが、出発間際だと焦ってしまうだろう。

スカイマークを利用するのは初めてだったので、どこかのお下がりのボロボロの飛行機を飛ばしているのかと思っていたら、意外、ボーイング737の機体は新しそう。座席も真新しいレザー張りでなかなかのもの。ところが、飲み物などの機内サービスがないのを知らず、羽田まで干乾し状態に。ペットボトルでも持ち込む必要があったなあ。まあ、安いの第一、安全のことは外見ではなかなか判らないけど。

神戸の出発は一番端っこの6番ゲート、そして羽田の到着はゲートなしのバス送迎、新参者はどこでも冷遇されているようだ。でも、格安運賃の魅力は大きいから、ずっと続けてくれるなら、また利用するだろうなあ。

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