開園4日目、またも神戸へ
2006/3/18

開港2日目に神戸空港から搭乗、そのあとスカイマークの整備不良が発覚、"安かろう、危なかろう"なんて言われているが、乗りものは多かれ少なかれ危険はつきものだし。それは、それとして、神戸空港まで延伸されたポートライナーのひとつ手前の駅前に"神戸花鳥園"というのが出来たとの記事を金曜の夕刊で見て、さっそく翌日に出かけた。

午後2時に奈良の自宅を出発、第2阪奈道路、阪神高速湾岸線、ハーバーハイウェイを乗り継いでポートアイランドへ、雨のなか渋滞もなく1時間ちょっと。神戸空港の対岸、ひと月前に空港から眺めたら大きなビニールハウスみたいなものが見えていた。あれが神戸花鳥園のオープン前の姿だったんだ。

「花の中、鳥と遊ぶ」というコンセプトのようで、ビニールハウスじゃなくて大きなガラスの温室が4つのパーティションに別れている。南北のロビーにはベゴニアがシャンデリアのように数限りなくぶら下がっていて壮観、水鳥が浮かぶ池を挟む両翼が、睡蓮のプールと鳥が間近に観られるスペースとなっている。そして、南の入口を入ったところにはフクロウばかり集めた展示室、まあ色々な種類のフクロウが並んでいる。温室に入る前、ここを観ているだけでも面白い。

何てったってオープン4日目だから、きれいなものだ。鳥の糞や萎れた花などが、いずれ目に付いてくるだろうが、今のところ、床の掃除も行き届いているし、萎れた花はリフトに乗ったスタッフがどんどん取り除いているようす。

艶やかなベゴニア、池には多数の睡蓮、オオオニバスも浮かんでいる。鳥はと言えば、フクロウを筆頭に色鮮やかなオオハシ、フラミンゴ、池には白鳥、黒鳥…。ここは公営の鳥類園や植物園じゃなく民営の営利施設なので、展示されているものも種類や生態を見せるというよりも、あくまで見栄え重視のようだ。ベゴニアの下には沢山の椅子・テーブルが置かれていて、花の中でくつろぐということだろう。喫茶店、中華レストランもある。

子供には鳥に直接触れることができるのがうけているようで、手に乗せたり、1カップ100円で売っている餌をやったりしている。17:30の閉園まで、ゆっくりと楽しめる。他では掛川とか全国で4か所、同じ施設ができているらしく、神戸が5つ目のよう。まだ、知る人は少ないようで、雨のせいもあるが、けっこう空いている。

料金は大人(中学生以上)800円、広い駐車場は無料。と、リーズナブルなようだが、これは4月2日までの特別措置。以降は1500円、駐車料金要となるので、どんなものだろう。観光地で他に訪れる施設もないならいざ知らず、他に行くところも多い神戸のはずれでこの料金では難しいのではなかろうか。私見では、ゴールデンウィークは乗り切ったとしても、そのあとは特別料金を通常料金にしないと苦しいのではと思う。対岸の空港にしても、航空運賃が割安だから、何とか高めの搭乗率を維持できているのだから…

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