能勢妙見山 ~ 北摂を迷走する
2006/7/9

しばらく山登りもしていないので、気晴らしのドライブ。東京に住んでいたら、2000mクラスの山へ出かけることもるとことも簡単だけど、そもそも関西には2000mの山がない。歴史のある低山ならいくらもあるけど…

全くトレーニングにはならないが、半日で行ける、まだ行ったことのない山に車で向かうことに。目的地に設定したのは能勢の妙見山。もっとも、カーナビを装備しているわけじゃないので、道路地図と勘が頼り。これが結構難渋。素直にいちばん当たり前の道を辿ればいいのに、北摂の山の谷間を縦横に繋ぐ道を、あれこれと選んで走るのはいいが、行きつ戻りつも何度かあって、予想以上の時間がかかってしまった。梅雨明け前なのにもう夏の日差し、高度は足りないが、ちょっとした山岳ドライブ。

奈良から磐船街道で枚方に抜け、171号線で高槻、茨木を経て、安威川沿いに山間部へ。豊能町に入って、東から妙見山頂に至る。存外、山間の道路は距離があり、時間がかかる。宅地開発の進んでいる地帯もあって、地図で想像するイメージと現状が相違することも、迷いやすさを増幅する。

そして、辿り着いた妙見山(660m)、山頂一帯が寺院、西側からはケーブル、リフトがあり、車でない参拝客はそれを使うのだろう。日蓮宗の寺で、古い寺院のすぐ横に斬新なデザインの会館があるのは奇妙なコントラスト。参拝客もちらほら。山頂は駐車場の脇から20mほど登ったところ。南側に視界が開けており、大阪湾が望める。途中の丘陵地帯のあちこちのゴルフ場は山のひっかき傷のよう。

帰路、尾根沿いに箕面方面に下る。悪名高い箕面の猿、カーブの向こう側でごろんと昼寝していたりして、図太いというか、運転しているこちらも危険極まりない。これじゃ猿の交通事故死が後を絶たないことだろう。

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