それっ、ETCに走れ
2008/2/11

とうとう、ETCを導入することに。

奈良に住んでいると、高速道路を使う機会は多くない。わざわざETCに投資する必要性を感じないのは、無料の高速道路が多いという理由もある。名阪国道だけじゃなく、大阪と結ぶ阪奈道路も無料、南阪和道と繋がるかつらぎ・桜井間の高速道路も無料、いずれ京奈和道の一部となる郡山・橿原間の一部開通部分も無料開放。だから、家からどっちの方向に行くにしても、無料の高速道路が使えるからETC導入の踏ん切りがつかなかったのだが…

新聞に入ったチラシ、おっ、出たか、無料キャンペーン。時々行われているタダで機械を進呈するというもの。京阪神地区での普及の遅さに、国も業を煮やしてのことだろう。こちらの人間にとっては、「お上の都合でやることに、機械の費用が個人負担なんて、あほらし」というだから。

連休の二日間、奈良のデパートの特設会場で受付とのことなので、いそいそと出かける。いるいる、タダだったら付けてもいいか、という顔をしたオッサン・オバハンが列をなして。もちろん、私もその一人。

敵も心得たもの、うるさそうな連中から文句が出ないよう、たくさん並んだ椅子に順次誘導、待つ間におにいさん・おねえさんが個別説明、席を繰り上げながら申込書を書き終えたころ、受付担当者の前にたどり着くという要領の良さ。金融機関届出印を持参とチラシにはあったのに、今はキャッシュカードで即座に認証が出来るんだ、感心。並んでから20分。

「一体型と分離型があるけど、どっちがいいのかなあ」
「いやあ、僕らが言っちゃいかんのですが、分離型ですよ。元の値段も高いですし、それだけでもお得だし、一体型は日に当たる場所に置くことになるので、傷む可能性が高いですよ」
「あっ、そうですか。じゃ、こっちにしますね」

それを聞いていた、隣のおっちゃん、「さっき、どっちがええっちゅうてたん」と、私の申込書を覗きこんでくる。「こっち、こっち、ぶ・ん・り・が・た」

4回目の車検まであと一年、ちょっと中途半端な時期だけど、まあいいか。問題は、機械が到着して、自分で取付が出来るかどうか。パソコンのハードディスクの換装程度なら平気だけど。
 そして、取付完了報告を出したら3000円のキャッシュバックということだから、自分で済ませたなら、お上から報奨金までいただけるということに。

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