デジタルまで一年半 ~ 初売りに走る
2010/1/2

気付かぬあいだに世間のデジタル対応が進んでいるようで、「うちのテレビはアナログだよ」と言うと、「うーっ、まだ!」なんて反応を示されることが多くなった。そんなものかな。まだ1年半もあるのに。

「テレビというのは愚民政策の要だから、2011年のデジタル移行が迫れば国が補助金でも何でも出して、アダプターの無償配布とか、タダで移行できるに決まってるよ。国民からテレビを取り上げたら、どういうことになるか、為政者なら判っているはず」と、ニュース、天気予報、スポーツ中継しか観ない私は買い換えなんて全く考えもしない。だって、今のテレビがちゃんと映っているんだし…

友人からの年賀メールに、「ついにTVを買い換えました。何を買うか検討しましたが、違いがわかる人たちには画質がいいことで評判の上、安価かつ深い関係の有った東芝製をえらびました。ハイビジョンにはさほど期待していないので32インチの小型?TVとしましたが今までのアナログTVより格段に画質、音質ともよく、TVの前に張り付いているこのごろです」というコメント。

そして、元日の朝刊の折り込み広告を見たら、あるではないか、その東芝製が目玉、ズバリ49800円。エコポイント12000点に、買い換えリサイクル分の3000点上乗せがあるから、実質37800円、これは安いのかも。別に亀山にこだわるつもりもないし。

この最安価格はミドリ電化だが、ジョーシンもヤマダも東芝32インチが目玉だ。薄型テレビはシャープとパナソニックの寡占状態だし、その他のメーカーは早晩この分野から撤退するだろう。だからこの値段。今が買い時かもと、チラシを握りしめて近所のミドリに走る。

同じようなことを考える人間も多いようで、9時の開店前に店舗に着くと立看板の前に店員が何人か。人が並んでいる様子はないが悪い予感。
「この商品は人気が集中しまして、先着5台だったんですが、7時には10人ほど並んでおられました」

やっぱり、そうか。世の中そんなに甘くない。でも、収穫、6時に並んだらOKということが判ったのだから。新国立劇場の当日券で何度も5時に並んだのと比べると大したことはない。それに、整理券をもらって開店時に来ればいいのだから楽勝である。確か、エコポイントは今年の3月末まで、次の成人の日三連休、二月も祝日があるし、三月の三連休は決算大処分も重なる。あと3か月、売るほうも買うほうも勝負どころ。当分、新聞のチラシから目が離せない。

ジャンルのトップメニューに戻る。
inserted by FC2 system