酒蔵ハイキングで新年の準備?
2013/12/23

今年は出るのが遅いなあと思っていたら、やっぱり出てきた。近鉄の「酒蔵みてある記」のイベントちらし、年明けからが目白押しだが、年内にもある。路線の長い近鉄のこと、大阪圏と名古屋圏でいちおう分かれている。この日は久居駅からのハイキングなので名古屋圏だけど、酒飲みには関係ない。近鉄の優待乗車証もあることだし。

伊勢中川で名古屋行きに乗り換えて二駅、久居駅に降り立つと渋谷じゃないのハチ公が。ハチ公の飼い主、上野博士は久居の出身だそうだ。東京の像は犬だけなのに、こちらは博士も一緒。いまの渋谷駅前の雑踏は犬づれで歩けるような場所ではないが、久居駅はのんびりしたもの。犬が飼い主を待っていても不自然さはない。それというのも駅の東側は陸上自衛隊の駐屯地、毎日通勤で通る近鉄京都線の大久保駅も自衛隊前だけど、こっちはもっと広大な敷地だ。

軍用のジープやトラックが並ぶ駐屯地の向かい側はだだっ広い更地、もちろん自衛隊の用地で演習用途のようだ。隅っこに古いヘリコプターが置かれているのは、何かの訓練に使うためのものだろうか。

ハイキングコースは自衛隊駐屯地から南の桃園駅方面へ。光明寺、宝樹寺、栄松寺、真光寺、いくつかの寺を回ってお目当て油正へ、6kmほどの道のり。大寺院こそないが、このあたりの寺の密度は相当なもの。どの寺でも地蔵が大事にされている。

栄松寺では「久居城下案内人の会」という法被を着たボランティアの人たちが待機していて由来などを説明してくれるのだが、まだ発足して間もないグループなのか勉強中の感じ。「久居城下というからには、城があったんですか」と尋ねると、「いやあ、久居藩は石高がしれているので、城じゃなくて館」と先輩格の人が横からアシスト。「それじゃ、名張の藤堂家とはどういう関係なんですか」と訊くと、そっちのほうはご存じないよう。こちらも先日の名張B-1で仕込んだにわか知識だけど。

歩いたのはずっと平坦地なので歩数の割には楽ちん。油正では甘酒と豚汁は大判振る舞いなのに、利き酒は一杯だけというのがちょっと残念。酒蔵の中庭では酒瓶ケースに腰掛けてじっくり飲んでいる人の姿、入口左手にある黒壁の油正ホールは開放されていて、ここで盛り上がっているグループも。酒蔵の中で販売しているしぼりたての原酒、賞味期限10日間というけどそんなにかからずに空になるので心配なし。でも、それが4合瓶なのは淋しいものがあり、結局のところ表に回って「初日」一升瓶も購入。2本も買うとリュックは重くても心は軽い。

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