️今年の初詣は 〜 星田妙見宮
2016/1/1

宗教心など薄い人間だけど、正月にはやはり初詣に行く。氏神というものはない根無し草、毎年出かけるところは気まぐれだ。近くの添御県坐神社のこともあれば往馬大社のこともある。はたまたメジャーなところでは春日大社や橿原神宮、節操のないことこの上ない。それで、今年の初詣に選んだのが星田妙見宮、わが家から磐船街道を走り山を越えた交野市になる。小一時間で到着する。

私市から住宅街の中を抜けると妙見宮はすぐだ。車を駐めて境内に入ると立て札にびっくりするようなことが書いてある。ここは、わが国の隕石落下の記録で二番目に古いとされるらしい。弘仁七年(816年)に隕石が落ちたとか。星の降臨という言い方をしているが、そんなロマンティックなものじゃなかったはずだ。この山の大部分が吹き飛ばされ馬蹄型になったと書いている。確かに地形図で見ると等高線がぐっと凹んだ谷になっている。したがって、妙見宮への登りは急斜面だ。

うちのカミサンは石段好き、バスケットの部活の階段トレのDNAかな。それもあって、長い階段のある神社が近くにないかと探した結果がここ。登りの途中には北斗七星のそれぞれにちなんだ神様が祀られている。私の守護星は文曲星ということだった。

私がときどき足慣らしに出かける交野山には及ばないが、崖のような急斜面だけに、てっぺんの眺めはなかなかのもの。すつかりお屠蘇も抜けて、戻ったら飲み直しだぞお。

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