東海道石部宿、酒蔵めぐり
2017/2/11

「これ、どこ、とうちゃんの好きな酒蔵めぐりよ」と、カミサンが新聞記事を示す。JR石部駅集合とある。びわ湖ホール最寄り駅は京阪電車の石場駅だが、ちと違う。ふむふむ、そうか、草津線か。東海道五十三次の51番目の宿場町なんだ。その石部宿の酒蔵を二軒つなぐ地元主催のハイキングらしい。10:30集合、隣の甲西駅まで旧東海道沿いを歩く。びわ湖ホールの開演は14:00だから、試飲はほどほどにして、さっさと歩けば充分に間に合う。これは行くしかない。

京都から乗った新快速は近江塩津行きだが、積雪のため米原で打ち切りとかのアナウンスが流れている。湖北方面はかなり降ったのだろう。乗換の草津駅は線路が白い程度なのに。草津線で二つ目、石部駅には酒蔵めぐりの人が数十人降り立つ。1時間に2本のダイヤなのに意外に少ないなあと思ったら…

駅前で案内の人が言うには、本日のイベントは中止。いや、気落ちすることはない。ガイドツアーが中止ということで、酒蔵まつりはやっているとのことで一安心、地図のコピーを渡され好きに歩けということのよう。それで充分、何の文句もない。

道路の雪はほとんど融けている。古い宿場町の名残を留める裏通り、すなわち旧東海道をスタスタと。いちおう足許は登山靴、滑り止めのスパイクもリュックに入れているが、そこまでの必要はなさそうだ。30分も歩けば第一の目的地、竹内酒造に到着。広い駐車場にはテントが立ち、試飲コーナーと焼き鶏などの販売もあるぞ。これは、心おきなく飲んでくださいということ。好感が持てるなあ。試飲の銘柄もずらりと並ぶ。イベント中止の告知がどれだけ行き渡っていたのか不明だが、人出が少ないのはかえって有り難いとはのんべいの発想。
「駅で、今日のイベントは中止とか聞いたので、エッと思いましたわ」
「いやあ、雪が降っても毎年必ずこの日にやりますから」

しっかりいただいたのに、この気温の中を歩くと酔いはすぐに醒める。そして、ちょうどいい具合に次なる目的地の北島酒造に到着だ。ここはもう、甲西駅の近く。電車の時間にはまだゆとりがある。かくして本日二度目の試飲となる。二軒分、一升瓶と四合瓶でリュックはずっしりと重くなるが気持ちは軽い。さあ、草津、石山と乗り継いで石場に、電車でGo!

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