激安WindowsPCをゲット
2018/3/22

たまたま見たヤマダ電機の新聞折込広告、家電住まいる館YAMADA奈良本店のグランドオープンとある。今のMacBookを買った国道24号沿いのあの店だ。名前かすると、住宅リニューアルなどにシフトするということだろうか。家電量販店の競争は激烈だ。

巨大なチラシを眺めていると、ノートパソコンの日替り抽選販売というのに目が止まる。ん、これは安いのではないだろうか。3月22日木曜日の限定、抽選販売20台限り、Lenovo ideapad110S 19,800円也。私の中古WindowsPCの用途は、筆まめでの年賀状宛名書きとe-Taxの電子申告処理、あとはInternet Explorerでのサイトの見え方のチェックぐらい。その程度だから、いまだWindows7のままだ。それでも支障はないのだが、イチキュッパなら心が動く。Windows10だけではなくOfficeも付いてこの値段だと確かに安い。価格.comを見るとこの倍以上の値段になっている。木曜は休みの日、行くぞ、ヤマダ電機。

広告をよく見ると、事細かく販売条件が書かれている。先ずは同店での2,000円以上の買物をしたうえでレシートを提示、これで抽選の権利が得られる。10,000円分買ったとしても抽選は一回限りだ。そろそろ切れそうな30-32型の蛍光灯を買って条件はクリア、2,000円を少し出るだけ。抽選に外れてもいずれ必要なものだし無駄にはならない。

当選した日替り抽選のパソコンの購入権利は当選当日のみ有効となります。抽選の実施につきましては、あさ10:00〜よる9:00の間とさせていただきます。当選数量が完了次第終了とさせていただきます。

これはどういうことなんだろう。 購入権利が当日のみ有効というのは、権利を先に獲得し後日に購入するのはダメですよということだが、要するに権利の転売を抑止する意味合いなんだろう。そして、一日の営業時間中は抽選を行っているとしても、20台限りという数量に達したらそこで打ち切りということか。つまり、抽選ではあっても早く行かないと可能性がなさそう。先の2,000円以上のレシート提示といい、目玉商品を手に入れて転売で鞘を抜こうとする人間を何とか排除したいという店側の思惑が色濃く滲んでいる。

開店時間に並ぶことまではしなかったが、店に着いたのは10:30頃だった。一階の入口では先着400人への粗品(シマヤだしの素)進呈、奥にPCの箱が積まれた特設カウンターがあり、そこが抽選会場らしい。とりあえず二階の売場で蛍光灯を買って一階に戻る。レシートを提示し、いよいよ抽選。ガラガラを回してポトンと落ちたのは白玉、あらら、予備の蛍光灯を買いに来ただけだったかと思った矢先、ベテラン店員とおぼしき人から差し出されたのは抽選パソコンの購入券。 「これは、ハズレじゃないの」と尋ねる私に、ニヤッと笑って店員氏は答えない。「お主もやるのう。腹芸お見事」と声の一つも掛けたくなるところを飲み込む。

渡された引換券のナンバーは14/20、もう13台出たということか。開店に並んだ人はどれだけいたのだろう。私のときには特設カウンターに人影はなかったから、短時間に13台ということは、結構な人数が押し寄せたのかも知れない。そのときのアタリは、白玉でなく赤玉だったに違いない。つまり、開店直後は"厳正な"抽選、行列の客がひけた後は、店の判断で購入者を決めるということと推理する。たぶん私は転売目当ての輩と思われなかったということかな。もちろん、自分で使うために購入するのだし、それが顔に書いてあったのだろう。しかし、ことの真相は藪の中。

とまあ、そういうことでめでたく激安WindowsPCをゲット。抽選販売ということで、カラーは選べない。白、赤、シルバーのいずれかと書いてあったが、箱を開けたら、なかなかインパクトのある赤いPCが出てきた。選んでよければきっとこの色にしたはずだから言うことなし。家に戻ってさっそく起動、展示品ということだったが出荷状態に戻されているようで、丸一日かけてWindows updateとなる。そうなんだ、Windowsはこれだからなあ。普段使うのはMacだから、WindowsPCは動いているほとんどの時間がWindows updateなんて笑い話のようだ。画面の解像度は上がっても文字の汚さは相変わらずだ。いや、それも承知のうえで安く正規品を買っているのだから文句をつけたら罰が当たる。

このマシン、メモリーは4GBあるものの、64GBのフラッシュメモリーが積まれているだけ、ただMicroSDのスロットがあるので、さっそくヤフオクで128GBのものを2,000円で手当した。必要な場面もあるのでWindowsPCも持たないわけにはいかないが、ともかくお金をかけたくない。
 あれっ、HDMIの端子があるぞ。そうだ、これは使い途がある。野球シーズンも始まる。テレビに直結してDAZNの画面を映せば、ナイターを横目にMacでPC本来の仕事ができる。スカパー!、スポナビライブを経て今年はDAZN、絶対にやるだろうと思っていた2か月無料キャンペーンが開幕まで一週間となってアナウンスされた。慌てて申し込まずにいて正解、Jリーグ開幕直前のパターンを見ていたら予測出来る展開だった。かくしてWindowsPCはテレビチューナーとなる。

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