歩いて登った大和葛城山
2022/10/8

腰の調子が良くないカミサン、どうも最近は運動不足気味なのが一因かとも思うのだが、人の体のことは判らない。天気はあまりよくないけれど少し歩いてみようか。近場、大和葛城山に出かける。

5月のツツジの季節が定番だけど、今はススキの季節、それもまたよし。ロープウエイの駅に到着、「どうする。歩いてみる。2時間もかからんけど」と尋ねると、「登りは大丈夫」ということで、下りは機械力を使うとして、谷筋の道に踏み出す。櫛羅の滝あたりはだいぶ前から立入禁止になっていて、その状態は継続している。とはいえ、雨のときでもなければ問題はない。ロープをくぐって滝に近づく。こんなに小さな滝だったかと、何度も来ているのによく覚えていない。それだけ印象が強くないのだろう。

ロープウエイの下を通り尾根筋に入っても道は荒れている。登る人、下る人、ハイカーの数はけっこういるので、踏まれたあとは雨裂になり背丈ほどの深さになっている箇所も多い。脇の林の中に複数の迂回路ができて、そちらも土が露出していて傷みが見られる。ちょっとこれはよろしくない。登山道としてはメインルートのはずだが、地元の御所市も整備する余裕がないのか、ロープウエイを使う人のことしか考えていないのか、台風被害からだいぶ年月が経過しているのに残念な状態だ。

曇り空だが山頂からの大阪平野の眺望は得られる。垂れ込めた雲の下に大阪湾から淡路島までなんとか望める。ツツジの季節ほどの賑わいではないが、それなりの人数が広い山頂に。子供連れも多い。ほとんどがロープウエイの往復なんだろう。気温は低め、けっこう肌寒いので長居はできない。お弁当を食べたらそそくさと下山、30分に1本のロープウエイは満員になったので時刻前に臨時運行、900mほどの山なのに、麓とはだいぶ気温差がある。カミサン、少しは運動不足の解消になったかな。

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