アサートン/東京フィルのプロコフィエフほか ~ 好みの問題かしら
2001/9/19

公演のチラシ

どうも奇妙なプログラムだ。ロッシーニの歌劇「セミラーミデ」序曲に続いて、小川典子のソロでモーツァルトのピアノ協奏曲第21番ハ長調、後半はプロコフィエフのバレエ音楽「ロミオとジュリエット」。

別に同じ作曲家の作品を集める必要もないし、各ピースの関連がないとダメという訳でもないけど、何となく居心地の悪いプログラムに感じられる。

ロッシーニは好きだし、セミラーミデの序曲は傑作だと思う。でも、溌剌とした感じはあまりなく、楽しめない演奏だった。モーツァルト、私はあまり好きな作曲家じゃないし、ピアノ音楽も苦手とくると、有名な協奏曲も退屈でしかない。プロコフィエフになると、もう苦痛に近いものが…。

来るのやめておけばよかったなあ、というのが正直な感想。どうも、最近いろいろなことがあって、精神的にも不安定という事情もあるのかなあ。

教訓、自分にとって核となる演目がないコンサートは避けるに如くはなし。

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