フォスター/都響「ブラームス第1交響曲」ほか ~ コンサート過剰かな
2002/2/22
東京に転勤して一年過ぎた。一人暮らしの気ままさ、オペラに、コンサートに、楽しみがいっぱいだ。転勤早々に各オーケストラの定期公演を比較検討、大阪に比べると、その量たるや圧倒的。あれもこれもと言うわけにもいかず、プログラム内容と会員価格で選んだのが、東京フィルと都響。これで月に二回のコンサートと喜んだのは良いが…。
何と言っても、一番好きなのはオペラなので、次々と安いチケットを手配していくと、カレンダーが埋まっていく。奈良への帰省もあるし、関東周辺の山登りもしたいし。これは体が一つでは足りないということに、遅まきながら気がついた。当たり前だけど。
ちょっと、ここらで見直し、オーケストラの定期公演を全部行く必要なんかないや。興味のあるものだけにして、あとは処分すればいい。私のメインストリームであるオペラに集中したほうが楽しい。そんなことを思ったのも、いまいち気が向かなかったこの日の都響定期を聴いたから。
悪い演奏じゃないと思うんだけど、やはり興味が持てないとなると…。ブラームスは第1交響曲はともかく、好きな作曲家なのに…
モーツァルト「コジ・ファン・トゥッテ」序曲、ハイドン「協奏交響曲変ロ長調」、ブラームス「第1交響曲」というのが、この日のプログラム。指揮はローレンス・フォスター。