都響定期/庄司紗矢香 ~ 絶美、ブラームス
2002/6/13

公演のチラシ

このごろWCUPにかじりつきで運動不足。そこに、パソコンが絶不調、ディスクをクリアして再インストールという始末。くっそお、ビルおやじ、次に買うときは絶対りんごちゃんにするぞお。そして、決勝T、がんばれ日本!

さて演奏会、庄司紗矢香さんを聴くのは初めてだ(ブラームスのコンチェルト)。本当によく歌うヴァイオリン、驚いた。力強さはあまり感じないが、どこをとっても綺麗。

でも、都響のバックはムラがあったように思う。オッと思うような部分があるかと思えば、さらりと流してしまうようなところも。

それが、ボレロにも出ていた。この曲って、オーケストラメンバーにとっては、腕の見せ所と言うか、見られどころのはず。アッという人もいれば、オイオイという人も。
 でも太鼓の人は大変だ。いくらプロでもあれはキツい。揺らぎのあるのが人間のリズムだし。

夜想曲は、この夜の白眉だった。ドビュッシーの曲なのに、私はなぜかマーラー的な色彩を感じた(何か変かな)。「祭」は素晴らしかったが、女声が入る最終曲は、私はそれほどでも、という印象。左右に分かれたコーラスが、部分的にちょっとずれてるんじゃないのかなと思うようなところもあったりして。

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