瓦屋禅寺から箕作山へ 〜 久々の石段ウォーク
2024/2/18

朝起きてしばらくは腰の調子がよくないと言っているカミサン、冬場は石段登りが恒例なのに、だいぶご無沙汰している。思い立って、前に来たことがある瓦屋禅寺の長い石段へ。今度はその先の箕作山まで登ってみた。

名神高速の蒲生インターを下りて、八日市の建部瓦屋寺町の参道入口にクルマを駐める。ここから一直線、1000段の石段が続く。前回は下りだったが、今回は正統派の登りだ。寺まで迂回する車道があるので、歩く人がほとんどおらず、荒れ果てた感じの石段だったのに、かなり整備された様子。聖徳太子ゆかりの寺なので、昨年の没後1400年に合わせて手入れされたのかも知れない。石段脇の古墳群の案内表示なども真新しい。弁慶の背比べ石という案内も以前はなかったはず。同名のものは京都にもあるようだけど。

1000段、思ったほどのきつさはない。見覚えのある境内に出て、お詣りを済ませたあと、金ぴかの観音像が建つ霊園の裏手から箕作山を目指す。カミサンは寺で待っているとのこと。曇り空で小雨もばらつく空模様だ。直登する道はないので、またぞろ少し藪漕ぎとなるが、まもなく稜線上の登山道に合流する。ちょいとピークまでのつもりが、それなりに時間がかかる。それでも30分程度で往復し、カミサンの待つ庭園の四阿に戻る。グレードの高いBMWが車庫にあったりして、人影のない山寺なのに瓦屋禅寺はけっこう儲かっていそう。非課税の宗教法人の御利益なのか。

雨も止みそうなので、太郎坊宮まで歩くことにした。前とは逆コース、山道を辿ったはずなのに取り付きが判らず、車道を進む。こちらも石段の下りになるが段数は半分ぐらいか。麓の地蔵堂にカミサンを残し、ぐるっと回ってクルマの回収に向かう。2両編成の近江鉄道の電車と何度かすれ違う。この鉄道は乗ったことがないなあ。

ここまで来たのだからと、帰りに竜王インターの近くのアウトレットに立ち寄る。この日も担いでいた年代物のデイパックに暇をやり、ミレーのリュックに買い換え、問題は新しいうちは山登りに使うのが勿体ないこと。

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